西安の人材
西安は中国の中でもレベルの高い人材が豊富です。また人件費も比較的安めとなっており、BPOの発注先として注目されています。
高度な技術力
西安には100を超える大学と500を超える研究機関(その中の30は国家級)があります。これらに携わる技術者の数は40万人以上で、北京、上海についで中国第3位であり、人口比では中国第1位となっています。また、西安は中国で最初の国産コンピュータ、最初の民間用飛行機、最初の集積回路、最初のカラーブラウン管、最初の電子顕微鏡などが開発されたところであり、果たしてきた役割は大変大きいです。
大学教育
西安には100を超える大学があります。西安交通大学、西安電子科技大学、西北工業大学、西北大学、第四軍医大学のような名門国立大学や、中国建国後初の私立大学、初の女子大学でもある西安培華女子大学などです。ここから毎年1万人以上のソフトウェア技術者が卒業していますし、中国各地の大学を卒業したソフトウェア技術者の多くが西安に集まってきます。中国の大学のコンピュータ教育は即戦力として使える技術者の養成に力を入れており、業務用のシステム開発など実践的なことに重点を置いて教えています。従って大学を卒業したばかりの即戦力としての能力は比較的高いです。
教育レベル
西安は歴史的にも中国の文化の中心として、古代より教育に力を入れてきた地域です。現在も教育に対する熱の入れ様は相当なもので、中国トップクラスの教育水準を誇ります。さらに、この地域のモラルが非常に高く、優秀で真面目な人材が多いのが特徴です。
賃金
西安の物価は中国全体から見ると下の方で、食料品、家賃、給料、交通費などは北京や上海の約半分である。このため、近年では人件費の低さに注目した外国企業の西安進出が目立っています。特に台湾、ドイツの進出が著しいが、日本企業がほとんど進出していない事は残念です。
日本語人材の賃金相場
日本語通訳
・大卒~社会人経験3年、日本語1級レベル:1,000元~2,000元
・社会人経験3~10年、日本語1級レベル:2,000元~3,000元
・日本留学経験あり、日本語1級レベル:3,000元~6,000元
・日本での就業経験あり、日本語ネイティブレベル:5,000元~8,000元
IT技術者
・大卒~社会人経験3年、日本語3級レベル:1,800元~3,000元
・社会人経験3年~10年、日本語2級レベル:2,000元~8,000元
・社会人経験5年~15年、日本語1級レベル:6,000元~20,000元
一般的に人件費コストは安いと言われていますが、賃金格差が大きく本当に必要な人材は高めの賃金となっています。また、福利厚生費を入れると約1.3~1.7倍のコストとなりますので注意が必要です。
人数によっては採用するより派遣にて調達した方が良いように感じます。
また高級人材は希少ですのでヘッドハンティングしないと獲得の可能性は低いです。
日本人
・日本語教師:5,000元~8,000元
・中国語通訳:8,000元~20,000元
・技術者、職能者:8,000元~50,000元
西安には日本人の人材が少ないので、北京や上海と比べて現地採用の賃金水準は高めとなっているようです。最近ではサービス業からの求人が多いようです。中国語通訳や技術者は正社員として採用するより現地の会社にアウトソーシングした方が良いように感じています。


